現地2024年9月8日にアメリカ合衆国のデルマー競馬場でG1デルマーフューチュリティ(2歳、ダート1400m)が行われた。
2日連続のG1制覇はならなかったが、夏のデルマー開催最終日を締めくくる2歳G1で、木村和士騎手(25)はマッキンジーストリート(牡2、T・ヤクティーン、父マッキンジー)を2着に導いた。勝ったのはファビアン・プラ騎乗のゲーミング(牡2、B・バファート、父ゲームウイナー)。道中は勝ち馬をマークするように運び、直線は懸命に追いかけたが、1馬身4分の3差届かなかった。
デルマーフューチュリティSは2歳王者を決めるBCジュベナイル(G1、ダート1700メートル、11月1日=デルマー)につながる大事なトライアルのG1。秋の大舞台へつながる大きなアピールとなった。
木村騎手は直前に行われたG3デルマージュベナイルターフS(芝1600メートル、出走13頭)もセイバートゥース(牡2、T・ヤクティーン、父グレイズン)で2着。初参戦となった今夏のデルマー開催は最後の土日に2勝ずつを積み重ね、18勝でリーディング6位の成績を残した。11月にブリーダーズカップ開催が行われるデルマー競馬場で約2カ月の戦いを終え、約2カ月後の祭典を心待ちにしながら、10日からは再びカナダの地で騎乗することになる。
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