現地3月25日にドバイのメイダン競馬場で行われたG1ドバイシーマクラシック(4歳以上、芝2410m)に日本から参戦したイクイノックス(1番人気)が圧巻の逃走劇を披露。追いすがる昨年の愛ダービー馬ウエストオーバー(4番人気)にノーステッキで3.5馬身差をつける楽勝を飾った。
スローペースが予想されたレースでイクイノックスが意外やハナを切ると、2番手以下は無理もできずイクイノックスのマイペースに。そのまま抜群の手応えで直線に向かうと、C.ルメール騎手に軽く気合いをつけられただけで一時は7、8馬身差を開き、最後は流す余裕で楽勝した。
イクイノックスを追い掛けた馬たちは苦しくなり、中団に控えたウエストオーバーが2着。4番手追走のザグレイ(8番人気)がさらに2.25馬身差の3着に続き、前年の覇者シャフリヤール(3番人気)はウエストオーバーの直後につけるも5着、6番人気ウインマリリンはイクイノックスを射程圏に入れて進んだものの6着に終わった。2番人気のレベルスロマンスはシャフリヤールと並走から先に仕掛けるも7着に沈んでいる。
イクイノックスは昨秋の天皇賞から有馬記念、そして今回とG1レース3連勝で4度目の重賞制覇とした。
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