現地7月30日、フランスのドーヴィル競馬場でG1ロートシルト賞(3歳以上牝、芝1600m)が行われ、A.プーシン騎乗の伏兵マクスドセヴィニエが接戦を制した。
直線コースで一団となった馬群のど真ん中で窮屈な競馬になったマクスドセヴィニエだが、プーシン騎手は慌てず先行勢の一角が崩れるのを待ってロスなく進路を確保。残り400メートル付近からスパートすると、最後はラチ沿いを上がってきたライフインモーションを短クビ差で退けた。
さらに半馬身差の3着にソーテルヌ。1番人気に推されていた英G1コロネーションステークス2着の3歳牝馬リマーキーは4着までだった。
A.ファーブル厩舎のマクスドセヴィニエはシユーニ産駒の4歳牝馬。昨年4月に仏G3ヴァントー賞を勝ったがG1仏1000ギニーでは9着に終わり、その後は重賞で2着が4回と勝ちきれないレースが続いていた。今回は約1年4カ月ぶりの白星でG1初制覇を飾った。
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