現地9月10日、フランスのパリロンシャン競馬場でG1ヴェルメイユ賞(3歳以上牝、芝2400m)が行われ、3歳馬ウォームハートが接戦を制した。
内の4番手付近で機をうかがっていたウォームハートは、直線で馬場の三分どころに持ち出してスパート。先頭に立ったところで外からメロメロに並びかけられたが、最後まで前を譲らずに短クビ差で競り勝った。
5頭による接戦の3着争いはシーシルクロードに軍配が上がり、1番人気に推されていた仏二冠牝馬ブルーローズセンは5着に終わった。
A.オブライエン厩舎のウォームハートはガリレオ産駒。3連勝で臨んだ前々走のG1愛オークスは5着どまりだったが、前走の英G1ヨークシャーオークスで古馬相手にG1初制覇を果たしていた。
ヴェルメイユ賞は10月の仏G1凱旋門賞の前哨戦とも位置付けられているが、ウォームハートは凱旋門賞に登録していない。英競馬メディア『At The Races』によるとオブライエン調教師はブリーダーズカップへの遠征が有力と話している。
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